LogHouse and Ski memories

ハンドカットログハウス & スキー技術のダイアリー

今シーズンの収穫

今シーズンは、2021.12.20から2022.3.30まで、実60日の滑走日数でした。昨シーズンが40日でしたから、よくストイックに練習したと思います。

来シーズン容易に思い出せるよう、覚書を残します。

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○全体的な注意点
足首の緊張を保つ
ターン後半は後傾にならないよう、モモを立てながら前に乗る
あたまの位置を一定にし、加重を上に抜かない
切り替え時に山スキーの外エッジに乗り、内倒しないよう加重する
上体を垂直に保つため、ウェアの前ジッパーの垂直を意識する
谷スキーを横に強く押さない

○内脚の膝を開く(膝を閉じない、左右の脛を並行)には
ターンの切り替え時から先行して谷方向に腰を廻す
フォールライン後、内スキーの方向に膝を向け腰と体を正対させ加重する
ターン中、外スキーは内スキーを追い越す感じで前に出す
外スキーは内旋、内スキーは外旋
外スキーの膝を内に絞らない
ターン外側の肩と腕を先行して回し込む

○内脚を畳むには
上体を低くし、スタンスを肩幅以上に広く保つ
切り替え時に谷足を曲げながら、谷側の腰をやや下げる
上体を深く前傾し、内股関節をゆるめて内脚に乗る

スキー上達の近道

一般にスポーツの運動技術を習得し上達するためには、上手な人の動作を観察・分析して自分に足りない技術を炙り出し、その技術を身につける方法が一般的です。ただ、自分自身で、その自分に足りない技術を見つけ出すのは容易ではありません。

スキーの場合で言えば、スキースクールに入れば、その自分に足りない部分を指摘してくれて、身に付けるための基礎的な練習方法を教えてくれるわけなので早道と言えば早道です。

あわせて、ビデオ等で自身の滑りを撮影し、上手な人の滑りと比較して、何が違うのかを自身が把握することが大切だと思います。スキースクールに入って自身の問題点を指摘されてもなかなか正確に理解できないのが普通であり、客観的に把握する為には、スマホなどで動画を撮影してもらい自身の滑りを目視する事が効果的です。

運動神経の良し悪しがそこで出てくるわけですが、ただ運動神経だけではなく、目から入ってきた情報の根本を見極めることが大切なのは言うまでもありません。

そのスキーの根本の技術を見つけても実際に自分ができるようになるまでには相当時間がかかるわけです。歳をとればとるほど根本の部分の習得には時間がかかります。何故かと言うと運動能力の低下はもとより、これまで身に付けてきた過去の古い技術が邪魔をしてなかなか新しい技術が入ってこないと言う難しさがありますから。

何言う私がその一人なのです!

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Started Winter Season 2022

待ちに待ったスキーシーズン2022の始まり始まり!

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今年のサンメドウズ清里スキー場オープンは2021.12.17の金曜でした。私が清里入りしたのは12/19日曜で翌日12/20が初滑りとなりました。

天候は、八ヶ岳ブルーと言われる晴天に恵まれ、朝の気温は-5℃。風も弱く、人工降雪機のおかげでAコースは規制はあるものの7割方滑走可能な状態でした。

人工雪とは言え、気温が下がった朝の粉雪をピステンで圧雪したバーンは、とっても気持ちの良いカービングターンが味わえます。

3月27日予定のクローズまで安全にスキーを楽しみたいと思います。今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。

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本格的な積雪

紅葉が終わりあっという間に落葉。そして昨晩から雪がチラついていましたが、11/27朝窓を開けると庭一面が真っ白に雪化粧してました。2021-22冬のシーズン幕開けと言う感じです。

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八ヶ岳もしっかりと雪化粧してます。ちなみに八ヶ岳の初冠雪は10/21で平年並みとのことでした。

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米松(ダグラスファー)

ハンドカットログハウスでよく使われるログ材は米松(ダグラスファー)です。

米松のほかにも、米杉(ウエスタンレッドシーダー)や、米ヒバ(イエローシーダー)、米唐檜(べいとうひ、スプルース)、国産材では杉やカラマツなども使われます。

それぞれ特徴があるのですが、米松は強度が高く、太くて真っ直ぐな材が揃いやすく、価格的にもリーズナブルな点が上げられます。

カナダのブリティッシュコロンビア州アメリカのカリフォルニア州など太平洋沿岸の材が日本には輸入しやすいようです。

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我が家のログ材は直径35〜40cmの米松を10段積んで約3.2mの高さになっています。直径×10段だと3.5m以上無いと計算が合わないのですが、実際には小口を見れば分かる通り、積んだログを安定させ接触面積を多くし隙間を少なくする目的で、ログ材の下面を下側ログ材の形状に合わせてアールを付けてカットしているためです。

あと、木材は時間と共に乾燥すると収縮し、さらには丸太を積み重ねることでの自重で、我が家の場合は建築時から10段で約10cm位低くなっています。これをセトリングと言い、単純計算で米松ログ材の直径当たり1cm収縮したことになります。

建築時から5〜6年でセトリングは9割方終了すると言われていますが、じわじわと10年位は収縮しているみたいです。

米松の年輪を数えてみると、直径41cmのもので60年を数えることが出来ました。外皮を削り形状を円形に整えるために5年分削ってるとすると、樹齢約65歳となります。さらに築23年経ってるので、なんと88年以上前の木材なんですね!なんだか自然のパワーが貰えそうな気がして来ました。

 

今年の紅葉

昨年より約1週間遅い紅葉となりました。今年は、やや黄色味が強いかもしれません。

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我家の庭には、もみじが沢山植樹されています。

もみじの種類は数え切れない位あるようですが、一般に、イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジの3つに分類されるようです。

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葉の形や大きさ、紅葉色から品種を判断するようですが、なかなか難しいです。真っ赤になるもみじが分かりやすいかと思い調べましたが、多分うちのはノムラモミジかショウジョウのどちらかだと思われました。

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ノムラモミジは、ムクロジ科カエデ属に分類され、樹高が4〜5メートル、新葉の紫がかった葉は、季節を追うごとに緑色に変わり、秋は赤、橙、黄色、緑と変化するようです。春先から葉がずっと赤いのはオオモミジ品種の猩々(ショウジョウ)だそうで、だとすると、我家の玄関口にあるのはショウジョウかと思います。

我が家です

平成10年築のハンドカットログハウスです。

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外壁塗装を行い、屋根をガルバリウムで葺き替えました。外壁も屋根も大きな傷みは無かったのですが、お気に入りのログハウスを今後20年、大事に安心して使うため思い切って一気にやっつけました。

外壁塗料は、自然系油性塗料のオスモウッドステインプロテクター を二度塗りしています。ログ材の米松は赤味が強かったため、レッドシダー2 : オーク1の割合で調色しました。

窓外枠、玄関ドアは、同じくオスモウッドステインプロテクターのマホガニー色で、

木製サッシは、オスモカントリーカラープラス のノルディックレッド1:シダー1で調色しました。

元々の屋根材はコロニアルでしたが、屋根塗装での対応は耐久性が無いことから、ガルバリウム材のカバー工法を選択しました。ニチハ株式会社の横暖ルーフSは断熱材が一体成形されていて雨音もかなり静かになりました。色はブラウン色を選択しています。また、傷みやすい破風板、鼻板もガルバリウム版でカバーしています。

費用はそれなりに掛かかりましたが、イメージ通りに、とってもいい感じに仕上がったと思います。

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おまけ・・・

写真の煙突脇の突起は雪止め金具です。煙突清掃の際に足場が無いと滑り台よりキツい傾斜角45度の鉄板の坂を登ることは出来ないので、足場用に設置してもらいました。これで安全性がかなり向上したと思うのですが、安全帯として胴ベルトは必須です。安全帯の固定先は煙突にロープを巻いてそれに固定しようと思います。